今回の旅は、今まで行ったことのなかった青森県、秋田県へ行き、
47都道府県制覇することを目標にし、6泊7日の旅をしています。
ついでに言うと、昨年7月に九州から車で東京へ帰るという旅もしているので、
今回は北海道から車で帰るという目標もあります。
そして4日目の夜は、秋田おでんのお店へ行ってきました。
このお店は食べログで評価がとてもよく、
おでんランキングが、秋田では1位、全国でも2位。
こりゃ行くしかない。
場所は、秋田駅から徒歩約20分。
川沿いを歩いて向かいます。
お店の入口が分かりますか?
私は分からずに、右の入口に行ってしまいました。
「おでん」って書いてある引き戸が入口で、
他にも文字だらけで、まるで耳なし芳一のよう。
呪術っぽい。
暖簾の位置も低く、かがんで入店します。
クセ強めの入口でしたが、店内は普通。
明るい店員さんに迎え入れられ、
カウンターへと案内してもらいました。
豪華すぎるお通しです。
ジュンサイ、胡麻豆腐、夏野菜、男鹿の甘海老、鰊の切込み
おでんの一番出汁、お麩。
1人600円請求されますが、逆に600円でいいんですか?
と聞きたくなるほどの内容だし、おいしい。
秋田ですから、もちろんここは日本酒を飲みたいところ。
ラインナップは豊富だし、お値段設定も良心的。
秋田おでんにも、きっと合うはず。
しかし私はノンアルコールビール。
夫はこの1杯が精一杯。
不甲斐ない夫婦です。
お酒飲める人が、本当に羨ましい。
秋田おでんの定義は、隠し味にしょっつるを使っていることだそうです。
しょっつるとは魚醤のことで、
秋田はハタハタを使って魚醤を作るそうです。
香川や石川と並び、日本三大魚醤です。
ちょっとした豆知識です。
おでんの種類がありすぎて迷ってしまったので、
おまかせ盛り5品。1,408円
(10品もあり。2,739円)
卵、大根、こんにゃく、ちくわぶ、ロールキャベツ。
どれもサイズが大きく、出汁がしっかり染みています。
塩味も優しく、いい塩梅。
薬味が豊富で、
辛子、七味、山椒、柚子胡椒と4種類もありました。
さけ富名物 きりたんぽ袋 429円
普通の餅巾着もありましたが、ここはきりたんぽでしょ。
写真をご覧いただいて分かるように、
中は、きりたんぽの他、野菜などの具材でパンパン!
「おススメは何かありますか?」と尋ねたところ、
秋田のかに面という、秋田産紅ずわい蟹を使った一品を教えてもらいました。
2,398円とちょっとお高いのですが、
これは中までぎっしり蟹身が入っています。
それもほぐし身じゃなく、
ちゃんと一本一本キレイな足が並んでいたのはオドロキ。
季節限定(7~9月)の秋田産枝豆おでん からすみたっぷりかけ 638円
これもおススメしていただきました。
締めのご飯は、おでん茶漬け 539円。
きりたんぽ田楽 638円も。
最後はサービスで、
秋田名物稲庭うどんをいただきました。
これで、合計14,036円です。
先ほど、食べログのおでん部門で全国2位と書きましたが、
3位は2020年12月に金沢でいただいた、予約困難店の「竹千代」でした。
その時の記事
竹千代はカウンターが6席しかないのに対して、さけ富は倍以上の座席があり、
投稿する人数の差を考えると、公平な順位ではないような気がしなくもなくない。
私は、竹千代の方がおいしかったかなぁ。
この日は、さけ富から徒歩10分ほどの、
ダイワロイネットホテル秋田に宿泊します。
夕焼けに染まっている飛行機雲が見えますか?
よく見ると、奥にもう1本あるんですよ。
東北方面に行って気が付いたのですが、
飛行機雲がとても多く流れていて、
空を見上げると、だいたい1つは見つけられました。
飛行機雲は、高度6000mくらいから発生するらしいので、
ちょうど良い高度で飛行している飛行機が多いのかもしれないですね。
お部屋はこんな感じでした。
明日は男鹿半島へ行き、山形へ移動します。
旅行記は、もう少し続きます。
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