久しぶりの海外旅行は、
ずーっと、緊張しっぱなしの12日間でした。
まずは羽田からNY・JFK国際空港までの記事です。
ANAの新ビジネスクラスThe Roomです。
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/03/27300-lang-multi.webp)
これね。
12日間の旅程についてはこちら
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/03/452892fb7cc90c324477c3b9945c2596-300x222.jpg)
旅程については、旅行系YouTuberおのださんの世界一周を参考に、
ニューヨークを経由して、飛行機好きの聖地「セント・マーチン島」へ。
そのあとはアトランタを経由してアメリカ北部へ。
最後は、シカゴを経由して日本に帰ってきます。
YouTubeも公開しています
今回は動画をメインに撮影しておりまして、
このThe Room編についてはすでに公開しております。
併せてご覧いただければ幸いです。
アメリカ入国に必要な書類について(コロナ関連書類含む)
・ESTA申請(電子渡航認証システム)
・COVID-19陰性証明書
・ワクチン接種証明書
・宣誓書
必要な書類は上記の4つですが、ESTA以外はコロナ関連書類となっています。
タップすると、ご覧いただけます。
料金&マイル
往路 羽田→NY THE Room利用 NH110便
復路 シカゴ→羽田 ユナイテッド航空 NH7009便(コードシェア)
この2路線を、マイルを使ってビジネスクラスに乗ります。
前回の記事で、空席はあるのにマイルでは一人分しか得られず、
873,500円でもう一人分を購入した…(涙)と書きましたが、
あれからちょいちょいANAのサイトをチェックしていたところ、マイルでの空きが出ました!!!!
どういうシステムなのかわかりませんが、
直前になればなるほどマイル枠が開放されていくのか、
無事に二人分マイルを利用することができました。
消費したマイルは往復一人75,000マイルです。
支払手数料は147,500円。
内訳はキャンセル料(現金購入分):50,000円
マイル支払手数料:48,750円×2
The Room搭乗 後ろ向き座席
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出発の30分前に搭乗開始です。
ビジネスクラスの座席は全64席。
そのうち6割くらいが埋まっていたと思います。
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後ろ向き座席と書きましたが、The Roomは前後の座席を組み合わせたシート配列になっています。
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/27313-lang-multi.webp)
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07038-1024x683.jpg)
私は7A、夫は8Aに座りました。
写真は7Aの座席です。
この写真だけでは、後ろ向きなのかなんなのか分かりませんが、後ろ向きに座っています。
後ろ向きが気になる方もいるようですが、乗った感想としては「すぐに慣れる」です。
離着陸の時がいつもと感じが違うだけで、
あとはほとんど変わりません。
もっと大切なことは、窓が一つしかない!ということです。
これはミスりました。
やっちまいました。
夫が座った一つ後ろの8Aには窓が2枚ありますし…
予約時、ここまで注意を払いませんでしたが、
窓にこだわる方は、お気を付けください。
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![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07042-Edit.jpg)
細かいことを書きますと、後ろ向きの奇数座席は、より窓に近づいて座ることができます。
前向きの偶数座席は、互い違いになっていることから、窓から少し離れたところでシートベルトを締めるので、
離発着時は、少し外が見えづらくなっているようです。
アメニティ
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アメニティは、最初このようにセッティングされています。
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07061.jpg)
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07064.jpg)
まずはこちら、ANAオリジナル「グローブ・トロッター」のポーチです。
中にはSHIROの
・ゆずフェイスミスト
・ゆずリップバーム
・歯ブラシセット
・アイマスク
・イヤープラグ
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![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07047.jpg)
パジャマとカーディガンは貸出です。
肌触りも良いので、とてもリラックスできるウェアです。
サイズはLとM
168cmの私はMサイズで大丈夫でした。
あと他に、ノイズキャンセリングヘッドフォンが置いてありました。
シート設備
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![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07057.jpg)
モニターは、24インチ大型4K対応です。
画面はタッチパネルなのですが、タップするところがいろいろありました。
映画などのエンターテイメントの他に、
読書灯などのON/OFFも画面からできます。
フライトマップの操作もできます。
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![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07055.jpg)
収納ボックスは、開けると鏡があります。
鏡だけ角度も変えられる優れもの。
中には書類を立てて置いておけるようスタンドがありますし、小物収納スペースもあります。
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![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07052.jpg)
そして下にはユニバーサルタイプの電源、USB、HDMI端子。
USBは、座席横にもあるので、合計2か所使えます。
HDMIは、コードを持っていたので、
iPadと接続し、ダウンロードしてきた映画を大画面で観ることができました。
右はシートポジションのボタンやら、灯りのスイッチやらです。
直感で利用できるので難しいことはありません。
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そしてなんといってもThe Roomで特徴的なのが、この扉。
これを閉めてしまえば、プライベート感が格段に上がります。
セキュリティの問題なのか、隙間があったりしますが十分です。
わざわざ覗き込まなければ見えませんし、わざわざ覗き込む人もいないでしょう。
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![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07116.jpg)
それから、シートはフルフラットになります。
というか、この幅すごいですよね。
おかげで寝返りが自由自在です。
機内食
お楽しみの機内食ですが、和食と洋食から選べました。
事前にチェックしたところ、
和食はなんと、あの銀座奥田!
ミシュランで3ツ星を獲得したこともある、あの奥田です!
迷わず事前リクエストしました。
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07068-1024x683.jpg)
前菜は和食洋食共通です。
抹茶アーモンドパイスティックと、サーモンの彩りテリーヌ アボカドサラダ
あ。
ドリンクメニューですが、アルコールはシャンパンもありますし、
ワインも日本酒も焼酎もありました。
でも私はお酒が飲めないので、気になるのはソフトドリンクなんですけども、
結構充実していました。
ジュース類の他に、抹茶入り静岡茶、ほうじ茶
コーヒー、紅茶(3種)ハーブティ(2種)
そして国際線でしか飲むことができないANAオリジナル「香るかぼす」
「よっしゃ全部飲んだる」と思いましたけど、
無理なくらい種類が豊富でした。
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奥田の文字が輝いていますねぇ。
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![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC07074.jpg)
左から前菜:鮪赤身、鯛、煽り烏賊
小鉢:蛍烏賊 木の芽味噌和え
小鉢:牛肉冷しゃぶ ポン酢ゼリー
お醤油がお弁当用のアレだったり、山葵がチューブのだったりしますが、
それを超えて余りある上質なお刺身でした。
機内食で、こんなに甘い鮪が食べられるとは驚き。
蛍烏賊の苦みと木の芽の風味も良いし、
冷しゃぶはポン酢をゼリーにしたことで機内でも楽しめるんですよ。
最高です。
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主菜:鰆の煮付け
ご飯、味噌汁、香の物
料理人の方から、機内食の苦労話を伺うこともあるのですが、
これはさすが奥田!と言わずにはいられないお料理でした。
ANAのHPには「高度一万メートルの特別な一皿」と書いてあるのですが、納得です。
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スイーツも和食洋食共通で、写真のプランタニエ、チーズ、フルーツから選べました。
コーヒーには一口チョコも添えられて、大満足の機内食でした。
一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」
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そして、機内食終了後、好きなタイミングで食べられる軽食も、なかなか充実していました。
中でもこの一風堂ラーメンはSNSでも「おいしい」と評判で、
ANA国際線全路線全クラスで食べられるものではないらしく、
メニューにあったら是非食べておきたいと思っていた一品です。
上空でしか食べられないレア感もありますが、
実際食べてみると、すごくおいしい!
麺は一風堂の割に少し太いのですが、この量でもサラサラ食べられます。
そしてこれは一人食べ始めると、次から次へと注文が入るんだとか。
匂いにつられて「我も我も」となってしまうのでしょうが、
これはたしかに匂いにやられるやつですね。
機内食2回目
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申し遅れましたが、羽田→NY間は、約13時間のフライトです。
前日は睡眠時間を少な目にし、睡眠導入剤を飲んでフライトに臨みましたが、
結局3時間半しか眠れず…。
しかし、The Roomが快適だったおかげで、ほとんど疲れずに済みそうです。
写真は東の空から太陽が昇ってきたところ。
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2回目の食事は、到着の約2時間前からスタート。
こちらも和食と洋食から選べました。
おいしかったけど、感想は普通かな。
それくらい奥田の料理と一風堂の衝撃が強かった。
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定刻より少し早めにJFK国際空港第7ターミナルに到着です。
実際の入国審査は?
情報にあったとおり、実際の入国審査ではコロナ関係の質問は一切なく、
陰性証明を見せることはありませんでした。
顔写真を撮って、指紋を採取しただけ。
しかし、入国審査で審査官が夫に何やら聞いてきます。(二人一緒にカウンターへ進みました)
「〇〇したことあるか?」「〇〇行ったことあるか?」ということを聞かれているのはわかるのですが、
肝心の〇〇の部分が分からない。
近くにいたANAの現地職員が助けてくれたのですが、
彼女も〇〇の部分が分からないと言います。
そんな時、役に立つのがGoogle翻訳アプリ。
皆さんのスマホにもプリインストールされていると思いますが、
これ、非常に便利です。
会話文も翻訳するし、カメラを起動すれば英文も翻訳します。
これがあったから、今回の渡米を決心したといっても過言でないくらい優秀です。
アプリの使い方は、おいおい説明していくとして、
これを使って翻訳したところ、画面に表示された日本語には、こう書いてありました。
「あなたは世界のどこかで逮捕されたことはありますか?」
た…逮捕!
ANA職員と共に3人でドリフのようにズッコケましたよ。
よりによって逮捕歴を聞かれるとは!
もちろん「ありません」と答え、無事に入国スタンプを押してくれましたけど、
さぞ、夫は悪人顔に見えたんでしょうね。
ANA職員が言うには、時々変なことを聞いてくる審査官がいるので、
それに当たったんでしょうとのことでしたが、しばらく笑いが止まりませんでした。
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無事にアメリカに降り立ったわけですが、
見渡す限り日本語は見当たりません!
ここからは日本語がまったく通じず、私たちの悪戦苦闘が始まります。
いやーマジで大変だった。
続きます。
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