ANA 新ビジネスクラス The Room後ろ向き座席搭乗記 羽田→NY(JFK) NH110便 B777-300ER

久しぶりの海外旅行は、
ずーっと、緊張しっぱなしの12日間でした。

まずは羽田からNY・JFK国際空港までの記事です。
ANAの新ビジネスクラスThe Roomです。

これね。

12日間の旅程についてはこちら

旅程については、旅行系YouTuberおのださんの世界一周を参考に、
ニューヨークを経由して、飛行機好きの聖地「セント・マーチン島」へ。

そのあとはアトランタを経由してアメリカ北部へ。
最後は、シカゴを経由して日本に帰ってきます。

YouTubeも公開しています

今回は動画をメインに撮影しておりまして、
このThe Room編についてはすでに公開しております。

併せてご覧いただければ幸いです。



アメリカ入国に必要な書類について(コロナ関連書類含む)

・ESTA申請(電子渡航認証システム)
・COVID-19陰性証明書
・ワクチン接種証明書
・宣誓書

情報は2022年4月時点のものです。
渡航の際は最新情報をご自身でお調べください。

必要な書類は上記の4つですが、ESTA以外はコロナ関連書類となっています。
タップすると、ご覧いただけます。

料金&マイル

往路 羽田→NY THE Room利用 NH110便
復路 シカゴ→羽田 ユナイテッド航空 NH7009便(コードシェア)

この2路線を、マイルを使ってビジネスクラスに乗ります。

前回の記事で、空席はあるのにマイルでは一人分しか得られず、
873,500円でもう一人分を購入した…(涙)と書きましたが、
あれからちょいちょいANAのサイトをチェックしていたところ、マイルでの空きが出ました!!!!

どういうシステムなのかわかりませんが、
直前になればなるほどマイル枠が開放されていくのか、
無事に二人分マイルを利用することができました。

消費したマイルは往復一人75,000マイルです。

支払手数料は147,500円
内訳はキャンセル料(現金購入分):50,000円
マイル支払手数料:48,750円×2

The Room搭乗 後ろ向き座席

出発の30分前に搭乗開始です。

ビジネスクラスの座席は全64席。
そのうち6割くらいが埋まっていたと思います。


後ろ向き座席と書きましたが、The Roomは前後の座席を組み合わせたシート配列になっています。

公式HPより https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/inflight/guide/c/seat/c-777_300er_new.html


私は7A、夫は8Aに座りました。
写真は7Aの座席です。
この写真だけでは、後ろ向きなのかなんなのか分かりませんが、後ろ向きに座っています。

後ろ向きが気になる方もいるようですが、乗った感想としては「すぐに慣れる」です。

離着陸の時がいつもと感じが違うだけで、
あとはほとんど変わりません。

もっと大切なことは、窓が一つしかない!ということです。

これはミスりました。
やっちまいました。

夫が座った一つ後ろの8Aには窓が2枚ありますし…
予約時、ここまで注意を払いませんでしたが、
窓にこだわる方は、お気を付けください。

細かいことを書きますと、後ろ向きの奇数座席は、より窓に近づいて座ることができます。
前向きの偶数座席は、互い違いになっていることから、窓から少し離れたところでシートベルトを締めるので、
離発着時は、少し外が見えづらくなっているようです。

アメニティ

アメニティは、最初このようにセッティングされています。

まずはこちら、ANAオリジナル「グローブ・トロッター」のポーチです。

中にはSHIROの
・ゆずフェイスミスト
・ゆずリップバーム
・歯ブラシセット
・アイマスク
・イヤープラグ

パジャマとカーディガンは貸出です。
肌触りも良いので、とてもリラックスできるウェアです。

サイズはLとM
168cmの私はMサイズで大丈夫でした。

あと他に、ノイズキャンセリングヘッドフォンが置いてありました。

シート設備

モニターは、24インチ大型4K対応です。
画面はタッチパネルなのですが、タップするところがいろいろありました。

映画などのエンターテイメントの他に、
読書灯などのON/OFFも画面からできます。

フライトマップの操作もできます。

収納ボックスは、開けると鏡があります。
鏡だけ角度も変えられる優れもの。

中には書類を立てて置いておけるようスタンドがありますし、小物収納スペースもあります。

そして下にはユニバーサルタイプの電源、USB、HDMI端子。

USBは、座席横にもあるので、合計2か所使えます。
HDMIは、コードを持っていたので、
iPadと接続し、ダウンロードしてきた映画を大画面で観ることができました。

右はシートポジションのボタンやら、灯りのスイッチやらです。
直感で利用できるので難しいことはありません。

そしてなんといってもThe Roomで特徴的なのが、この扉。
これを閉めてしまえば、プライベート感が格段に上がります。

セキュリティの問題なのか、隙間があったりしますが十分です。
わざわざ覗き込まなければ見えませんし、わざわざ覗き込む人もいないでしょう。

それから、シートはフルフラットになります。
というか、この幅すごいですよね。

おかげで寝返りが自由自在です。

機内食

お楽しみの機内食ですが、和食と洋食から選べました。

事前にチェックしたところ、
和食はなんと、あの銀座奥田!

ミシュランで3ツ星を獲得したこともある、あの奥田です!

迷わず事前リクエストしました。

前菜は和食洋食共通です。
抹茶アーモンドパイスティックと、サーモンの彩りテリーヌ アボカドサラダ

あ。

ドリンクメニューですが、アルコールはシャンパンもありますし、
ワインも日本酒も焼酎もありました。

でも私はお酒が飲めないので、気になるのはソフトドリンクなんですけども、
結構充実していました。

ジュース類の他に、抹茶入り静岡茶、ほうじ茶
コーヒー、紅茶(3種)ハーブティ(2種)

そして国際線でしか飲むことができないANAオリジナル「香るかぼす」

「よっしゃ全部飲んだる」と思いましたけど、
無理なくらい種類が豊富でした。

奥田の文字が輝いていますねぇ。

左から前菜:鮪赤身、鯛、煽り烏賊
小鉢:蛍烏賊 木の芽味噌和え
小鉢:牛肉冷しゃぶ ポン酢ゼリー

お醤油がお弁当用のアレだったり、山葵がチューブのだったりしますが、
それを超えて余りある上質なお刺身でした。
機内食で、こんなに甘い鮪が食べられるとは驚き。

蛍烏賊の苦みと木の芽の風味も良いし、
冷しゃぶはポン酢をゼリーにしたことで機内でも楽しめるんですよ。
最高です。

主菜:鰆の煮付け
ご飯、味噌汁、香の物

料理人の方から、機内食の苦労話を伺うこともあるのですが、
これはさすが奥田!と言わずにはいられないお料理でした。

ANAのHPには「高度一万メートルの特別な一皿」と書いてあるのですが、納得です。

スイーツも和食洋食共通で、写真のプランタニエ、チーズ、フルーツから選べました。
コーヒーには一口チョコも添えられて、大満足の機内食でした。

一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」

そして、機内食終了後、好きなタイミングで食べられる軽食も、なかなか充実していました。

中でもこの一風堂ラーメンはSNSでも「おいしい」と評判で、
ANA国際線全路線全クラスで食べられるものではないらしく、
メニューにあったら是非食べておきたいと思っていた一品です。

上空でしか食べられないレア感もありますが、
実際食べてみると、すごくおいしい!

麺は一風堂の割に少し太いのですが、この量でもサラサラ食べられます。

そしてこれは一人食べ始めると、次から次へと注文が入るんだとか。

匂いにつられて「我も我も」となってしまうのでしょうが、
これはたしかに匂いにやられるやつですね。

機内食2回目

申し遅れましたが、羽田→NY間は、約13時間のフライトです。

前日は睡眠時間を少な目にし、睡眠導入剤を飲んでフライトに臨みましたが、
結局3時間半しか眠れず…。

しかし、The Roomが快適だったおかげで、ほとんど疲れずに済みそうです。

写真は東の空から太陽が昇ってきたところ。

2回目の食事は、到着の約2時間前からスタート。
こちらも和食と洋食から選べました。

おいしかったけど、感想は普通かな。
それくらい奥田の料理と一風堂の衝撃が強かった。

定刻より少し早めにJFK国際空港第7ターミナルに到着です。

実際の入国審査は?

情報にあったとおり、実際の入国審査ではコロナ関係の質問は一切なく、
陰性証明を見せることはありませんでした。

顔写真を撮って、指紋を採取しただけ。

しかし、入国審査で審査官が夫に何やら聞いてきます。(二人一緒にカウンターへ進みました)

「〇〇したことあるか?」「〇〇行ったことあるか?」ということを聞かれているのはわかるのですが、
肝心の〇〇の部分が分からない。

近くにいたANAの現地職員が助けてくれたのですが、
彼女も〇〇の部分が分からないと言います。

そんな時、役に立つのがGoogle翻訳アプリ
皆さんのスマホにもプリインストールされていると思いますが、
これ、非常に便利です。

会話文も翻訳するし、カメラを起動すれば英文も翻訳します。
これがあったから、今回の渡米を決心したといっても過言でないくらい優秀です。

アプリの使い方は、おいおい説明していくとして、
これを使って翻訳したところ、画面に表示された日本語には、こう書いてありました。

「あなたは世界のどこかで逮捕されたことはありますか?」

た…逮捕!

ANA職員と共に3人でドリフのようにズッコケましたよ。
よりによって逮捕歴を聞かれるとは!

もちろん「ありません」と答え、無事に入国スタンプを押してくれましたけど、
さぞ、夫は悪人顔に見えたんでしょうね。

ANA職員が言うには、時々変なことを聞いてくる審査官がいるので、
それに当たったんでしょうとのことでしたが、しばらく笑いが止まりませんでした。

無事にアメリカに降り立ったわけですが、
見渡す限り日本語は見当たりません!

ここからは日本語がまったく通じず、私たちの悪戦苦闘が始まります。

いやーマジで大変だった。


続きます。

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