今回の旅は、今まで行ったことのなかった青森県、秋田県へ行き、
47都道府県制覇することを目標にし、6泊7日の旅をしています。
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ついでに言うと、昨年7月に九州から車で東京へ帰るという旅もしているので、
今回は北海道から車で帰るという目標もあります。
奥入瀬渓流
4日目になるこの日は、青森県十和田市
奥入瀬渓流へ向かいました。
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奥入瀬渓流とは
全長約14kmの一本道の中に、大小様々な滝や流れなどの見どころを、
引用元:奥入瀬渓流パンフレットより
集中してお楽しみいただける、十和田湖と共に、十和田市を代表する景勝地です。
渓流のすぐ脇には遊歩道が整備されており、その大自然を間近でご覧いただけるのが大きな魅力の一つです。
また、十和田湖から唯一流れ出る河川でもあり、下流の人々の生活を支えてきました。
やがて十和田湖の水流調節のための水門が子ノ口に設置され、
大雨による氾濫が減り、奥入瀬渓流の生態系は安定し、
現在でも日本有数の豊かな大自然が手つかずのまま保存されています。
奥入瀬渓流館
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まずは奥入瀬渓流館という奥入瀬観光の拠点へ向かいます。
HPはコチラ
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奥入瀬渓流初心者なので、ここでパンフレットを手に入れたり、
14kmもある渓流の、どこを見れば良いのか、
どんなところを見ればよいのか、
等々、情報をゲットします。
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奥入瀬渓谷というと、川の流れや滝などの景観に目が行ってしまいますが、
この地ならではの鳥類、魚類、昆虫などを観察できるようです。
私は植物の写真撮影が好きなので、
マクロレンズ、三脚を一応持っていきましたが、
夢中になると、1カ所で30分以上撮影に時間をかけてしまうので、
最初から撮影は諦めました。
夫婦喧嘩の芽は、できるだけ摘んでおきたい。
a la ringo(あら、りんご)青森奥入瀬店
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でも一応、念のため、
甘党夫に糖分を与えておきます。
ここは渓流館の中にある「a la ringo(あら、りんご)」という
青森りんごの専門店です。(本店は神戸らしい…)
奥入瀬渓流を調べた際、
渓流館よりも、このお店の情報が多く、
評価も高かったので、ちょっと気になっていました。
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りんごパイ 410円
蜜入りリンゴのアップルパイ 432円
アップルティー 378円
りんごパイは、よく見るものとは違い、
薄いパイ生地の上にスライスされたリンゴが乗っています。
提供時には、ちゃんと温めなおしてくれますし、
なによりもリンゴが甘くて酸っぱくて、おいしい。
「あれ?リンゴを食べに来たんだっけ?」
と錯覚してしまうほど、夢中になって食べてしまいました。
本店は行列ができるそうですよ。
公式HPです
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三乱の流れ(さみだれのながれ)
しまった。
りんごパイで、話が終わるところだった。
本題はこちら
奥入瀬渓流観光です。
渓流館での情報をまとめると、
ここから十和田湖までは全14km。
・歩いて十和田湖まで行き、バスで戻ってくる方法。
・車で要所要所を巡る方法。
・徒歩とバスを併用する。
3通りあるようです。
そりゃガッツリ14キロ歩くっしょ。
と言いたいところですが、
当ブログではサラッと観光して行った気になる。
を推奨しているので無理はしません。
要所だけを巡ります。
写真撮影も諦めたんだもん、いーよいーよ。
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そういうわけで、まずは三乱の流れ(さみだれのながれ)
豊かな水量にもかかわらず、流れはそれほどきつくありません。
引用元:公式HP https://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi/
おだやかな流れのなかに、ほどよく配置された岩の上には、さまざまな植物が生えています。
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「撮影に最適の時期は、何といってもムラサキヤシオが岩の上に咲き乱れる5月中旬です」
公式HPにそう書いてありますが、7月には知りたくなかった情報。
ムラサキヤシオとはツツジ科の植物で、
寒い地域に分布する、ピンク色の花だそうです。
石ケ戸(いしげど)
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次のポイントは石ケ戸(いしげど)
「ケ戸」とはこの地方の方言で「小屋」の意。
つまり「石ケ戸」とは石でできた小屋、いわゆる岩屋を意味しています。
実際、大きな岩の一方がカツラの巨木によって支えられて岩小屋のように見えます。
そして、この自然の岩屋には、一つの伝説が伝えられています。―昔、鬼神のお松という美女の盗賊がここをすみかとし、旅人から金品を奪っていた。
その手口は、旅の男が現れると先回りして行き倒れを装い、
介抱してくれた男の隙をみて短刀で刺し殺すとも、男の背を借りて川を渡り、
流れの中ほどにさしかかるといきなり短刀で刺し殺したともいわれている―ところで、この女盗賊が住んでいたという石を支えるカツラの巨木は二本あり、
引用元:公式HP https://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi/
そのうちの一本は、樹齢二百年とも四百年とも言われていましたが、
昭和63年8月、地上4メートルを残して折れてしまいました。
石にびっしりと苔が付いていますね。
奥入瀬渓流は苔の美しさでも有名なので、
苔だけでも撮影しようかと思ったのですが、
人が多く出入りする場所は荒れてしまっていたのが残念。
私もその一人なんですけどね。
石ケ戸の瀬(いしげどのせ)
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あまり激しい流れでもなく、かといってゆるすぎることもなく、
引用元:公式HP https://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi/
といったイメージの石ケ戸の瀬。
このあたりには緩急さまざまな流れがあり、テレビのCMなどでも見かける
「いかにも涼しげな流れ」がふんだんにあります。
阿修羅の流れ
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「奥入瀬を代表する」とも言えるのが、この阿修羅の流れ。
引用元:公式HP https://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi/
テレビや雑誌、ポスターなどでも頻繁に紹介されています。
うっそうと茂った木立のあいだを、その名のとおり激しく流れる水がつくりだす景観は、とても男性的です。
休日ともなれば、絵を描く人や写真を撮る人で、一日中賑わっています。
奥入瀬渓流は、比較的緩やかな流れが多い中、
ここは阿修羅の名のごとく、流れが荒々しい。
雲井の滝(くもいのたき)
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うっそうとした森林にかこまれた断崖から、三段になって落下するこの雲井の滝は、
引用元:公式HP https://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi/
高さ20メートル、水量も豊かで渓流沿いにある滝のなかでも、見ごたえのある滝のひとつです。
支流から奥入瀬本流に落ち込む多くの滝は、長い年月のあいだに本流の川底が浸食され、
本流と支流の河床のあいだに大きな落差が生じてできたものです。
そしてその滝は、岩を少しずつ浸食しながら上流に向かって後退し、いつかは消える運命にあります。
この雲井の滝は、その水量が豊富なことから岩が削りとられるのも速く、
ほかの滝にくらべると、ずいぶん奥まったところまで後退しています。
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マイナスイオンたっぷりで、引き寄せられるように人が多く集まっていました。
九段の滝(くだんのたき)
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公式HPに情報が載ってなかったので、
メジャーな滝ではないのかもしれませんが、
とても静かに流れているので、心が落ち着くような滝でした。
どこをどう数えたら九段になるのか、教えて欲しいけど。
銚子大滝(ちょうしおおたき)
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奥入瀬渓流本流にかかる随一の滝、銚子大滝は高さ7メートル、幅20メートル。
引用元:公式HP https://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi/
水音高らかに水しぶきをあげる堂々たる滝です。流れ落ちる水は多量の水霧をうみ、
木漏れ日がそこに幾本もの光の筋をつくります。
銚子大滝は、滝の右手に伸びる断層や左から流れ込む寒沢の影響でできたと考えられており、
十和田湖への魚の遡上を妨げ、魚止の滝とも呼ばれています。
そのために長いあいだ、十和田湖には魚がすめないといわれてきました。
奥入瀬本流にかかる唯一の滝だけに、多くの人々の人気を集めています。
春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、そして冬の氷瀑と、四季それぞれに魅力的です。
高さ7mもある大滝は、車を停めたときから「サー」と音が聞こえてきます。
滝の横に遊歩道があり(写真左)
滝を上から下まで眺めるように階段を下りてくるのですが、
ちょうど風向きが私たちの方を向いていたので、何気にびっしょり。
7月の青森とはいえ、この日は30℃近い気温でしたので、
その気持ちいいこと!
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写真を撮っている方が、たくさんいました。
十和田湖
北の景勝地として名高い十和田湖。
引用元:公式HP https://towadako.or.jp/towadako-oirase/
空も周りの山々も全て映し込む鏡のように美しい湖と、
つい深呼吸したくなる開放的な大パノラマを臨むとき、
何度訪れても言葉にできないほどの感動に包まれます。
十和田湖は、約20万年前に始まった火山活動により形成されたカルデラ湖です。
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奥入瀬渓流から約14km 十和田湖に到着です。
(写真は合流地点から少し離れた場所で撮影しました)
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先ほどまで、あんなに良い天気だったのに雷襲来。
ゴロゴロいっています。
まとめ
初めての青森県、初めての奥入瀬渓流でしたが、
車でササっと巡っただけなのに、なかなかの景観で大満足でした。
近くには星野リゾート奥入瀬渓流ホテルがありましたが、
平日だというのに、駐車場にはたくさんの車がありましたよ。
人気宿なのかもしれない…。むむむ。
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC09005.jpg)
写真は秋田県の広大な田んぼです。
さすが米どころ!
この写真の右にも左にも後ろにも、
広ーい広ーい田んぼが広がっています。
というわけで、次は秋田県です。
では、また!
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