このお店のバックグラウンドを聞いた時、
驚きで腰が抜けるかと思いました。
2018年 飯田橋にオープンし、
いきなりミシュラン二つ星を獲得して世間を驚かせたINUA(イヌア)
コロナの影響で惜しまれつつ閉店してしまいましたが、
過去一番と言ってもいいくらい、衝撃的なお料理の数々だったのは忘れられない思い出。
そして、INUAの本家は、デンマークにあるnoma(ノーマ)
こちらもミシュラン三つ星を獲得
世界のベストレストラン50で、2021年1位
という、超有名店。
nomaの予約がとれたなら、
わざわざデンマークに行っても構わない。(`・ω・´)キリッ
と思っている方は多いはず。
そして神楽坂には、石かわという、
ミシュラン三つ星店があります。
こちらは行ったことがないので、なんとも言えないのですが、
三つ星を獲得し続けているので、素晴らしいお店だと思います。
(歯切れが悪いのは行ったことがないから)
で。
石かわの店主、石川氏がプロデュースするフレンチレストランに、
このINUAとnomaで研鑽を積んだ加藤氏がシェフとなり、
オープンしたのが、このjinen.(ジネンドット)
です!
INUAに行った時の記事はコチラです
まずはブロッコリーのヴァプール(蒸し料理)です。
すごくシンプルなお料理ですが、シンプルだからこそ
素材や、料理人の腕が味を左右するというもの。
ブロッコリーは程よい硬さに蒸され、
甘味を引きたてる塩味の効いたチーズ。
おいしい!
一品目からハートを鷲掴みされてしまった。
冷たいガスパチョ
枝豆のピューレや、キャビアが添えられています。
酸味と苦みが効いています。
シンプルなんだけどおいしい。
というのはINUAを思い出させてくれるけど、
オープンキッチンにいる加藤シェフは、お見かけしたところ、とても若そう。
もしかしたら20代?
いや、まさかねぇ。
カリフラワーのムニエル
これはスペシャリテだそうです。
やや焦がし気味のカリフラワーに、甘めのクリームソース。
少し食べ進んだ時、ライスを追加してくれました。
いやだもう。リゾットとしても楽しめるじゃないか。
甘めのクリームソースにライスじゃ、お腹いっぱいになるかと思ってしまいますが、
不思議とサラサラいける。
さすがスペシャリテ。
レモンと紅茶シャーベット
毛蟹コロッケ
コロッケの中には蟹身がいっぱい。
特製だというデミグラスソースは主張しすぎず、
蟹の良い相棒になっていました。
松の香りを移した蝦夷鹿です。
え?松の香り?
ローズマリーやセージなど、香草の定番ではなく、
松の香りがするお肉は初めて食べましたが、全然悪くない。
そして驚くべきはこの火入れ。
素晴らしいと思いませんか?
先ほどから、シェフをチラ見しているんですが、
やはり20代にしか見えない。
お若い。
そしてコミュ力おばけです。
おばけが出ました。
もうお客様に声を掛けまくり。
あれ?以前から知り合いでしたっけ?
のテンションで、掛けまくり。
そして各テーブルまんべんなくお話をしてくれるので、
一見さんでも疎外感はまったくなく、居心地がとても良い。
2つ目のアイスクリームは、先ほどのシャーベットとは違ってガッツリ。
チョコレートソースがかかっており、甘党の私たちはホクホク。
りんごのミルフィーユ
最後のお茶菓子は、メレンゲ。
「お代わりはお好きなだけどうぞ」とは、なんというサービスでしょう。
帰るときにはお土産としても、持たせてくれました。
お食事のあとは、コミュ力おばけの加藤シェフとお話を楽しみ、
「昼間はベランダがすごくいいんですよ、写真を撮りましょう!」と促される中年夫婦。
若くて勢いのあるお店というのは、これからが楽しみですね。
コース内容は1か月で変わるそうですが、
定期的に通いたいお店になってしまいました。
次に行ったときは、シェフの年齢と
「jinen.」の意味を聞いてみようと思います。
予約は一休.comからとりました
OMAKASEからもとれます
こちらは食べログです
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コメント一覧 (2件)
ヨーコさん、こんばんは!
相変わらず、名前を探しに一番上まで行ってから書いています。
そして相変わらずおいしいもんを召し上がっていますねぇ。いいなぁ。
シェフの年齢、一休に書いてあるじゃないですか~。
1993年北海道生まれだそうですよ…。
娘のひとつ上…20代ですよ~。ひゃー!ですね。
おむころさん、こんにちは!
コメント認証遅くなってすみません~~!!
そしてコメントありがとうございました!
シェフ、やっぱり20代でしたか!
お肌がとても若々しかったんですよね、羨ましいほどに。笑