今、インドネシアへの入国はどうなっているのでしょう。
陰性証明書は必要?
隔離は?
答えは…どちらも不要です。
しかしコロナ前のように、
入国審査でパスポートを見せれば、
それでOKというわけでもありません。
インドネシア入国条件(観光の場合)
だいぶ観光客を受け入れてくれる国が増えたとはいえ、
各国の入国条件はバラバラなんですよね~…。
簡単に書き出すと、このような内容になりますが、
到着後の流れに沿って説明していきます。
アプリ「PeduliLindungi」
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まず、日本を出国する前にこのアプリをダウンロードしておきました。
どう読むのかはよく分かりません。
ペ…ペデュ?
このアプリをインストールしておくことが入国条件の一つなので、
日本にいる間に、個人情報をできるだけ入力しておきましたが、
なんだか手ごたえが全然ないアプリでした。
まぁいいや。
インドネシアに到着したらわかるだろう。
空港到着
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC09768-Edit.jpg)
さぁ空港に到着です。
ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港です。
ターミナルは3つあり、国際線はT3に到着します。
とても広い空港で、この写真の突き当たりまで、
ずーっと歩いていきました。
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/08/83947f30069e672c9a926581205759ea.jpg)
途中、QRコードの立て看板がいくつも置いてあります。
何なんだこれは。と周りの様子を見てみると、
皆さんPeduliLindungiアプリを開き、
このQRコードを読み取っています。
なるほど。
さっそく私たちも真似をしてみます。
どうなるのかわからないけど、とりあえずやってみます。
しかし、やはり手ごたえが何もない。
画面に「OK」の文字でもいいから表示されれば納得できるのに、
何も表示されず、私を含め周りの人が何度も何度もトライしていました。
しかし何度やっても手ごたえがないままなので、
「もういいや」と諦めて離脱する人多数。
私たちも同じく離脱しました。
ワクチン接種証明書の確認
ここからは撮影禁止だと思われるエリアでしたので、
口頭のみの説明になります。
QRコードの読み取りを断念し、
しばらく進むと大行列ができていました。
・10列くらいありそうですが、どこも30人以上並んでいます。
・しかし流れは速そうです。
・なにをしているのかは全然分かりませんが、スルーはできなさそうなので並びます。
・5分くらい並んで、残り10人くらいになったとき、
なにやら書類を確認しているんだな、と理解できました。
・残り4人くらいになったとき、やっと手元が見えました。
パスポート、ワクチン接種証明書、搭乗券を確認しているようです。
・私の順番が来たので、上記3つを提示しました。
・係りのお姉さんが、パスポート番号と接種証明書に書かれているパスポート番号に
相違がないか確認し、搭乗券裏にハンコを押して返却してくれました。
・おしまい。
どうやらここでは、ワクチン接種証明書の確認だけしているようでした。
人の波に流されつつ、次のエリアへ進みます。
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ちなみにこれが私たちのワクチン接種証明です。
紙面で持つ必要はなく、スマホを見せればOK
スクショでもOK
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/08/unnamed.jpg)
これは日本政府公式アプリから取得することができます。
マイナンバーカードを持っている方でしたら、
簡単に登録を済ませることができます。
ビザ取得
インドネシアは本来、ビザ不要で渡航できる国でしたが、
現在は、VOA(ビザ・オン・アライバル)を取得しなければなりません。
しかし、
事前に大使館に赴き申請する必要などはなく、
空港で簡単に手続きできます。
というか、
購入すれば終了です。
お金で解決的な感じです。
接種証明の確認が終わり、係員に誘導されるまま先へ進みます。
・ビザの申請は、一人50万ルピア(約4,500円)
・支払いは、ルピアまたはアメリカドル。
・カード支払い、日本円、ともに不可
アメリカドルを持っていたので、そのまま並んだところ、
「この紙幣では無理だ」と言われてしまいました。
何年も前に換金した紙幣なので、古くて信用がなかったようです。
ルピアも30万ほどしか持っていなかったので、全然足りません。
しかし、おあつらえむきに隣にはATMが設置されています。
クレカでルピアを引き出し、再び列に並びます。
VOAは5人程しか並んでいなかったので、すぐに終了。
手続きというか、本当にお金を支払っただけでした。
窓口にいた職員も「BANK〇〇」と書いたタグを下げていたので、
審査官というより、銀行職員なのかもしれませんね。
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC09872.jpg)
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC09873.jpg)
領収書的なもの。
入国審査
促されるまま次へ進むと、再び窓口があります。
ここまでと同じように、周りの人の様子を見ると、
VOAの領収書的なものとパスポートを見せています。
手続きが完了しているか、最後のチェックでしょうか。
「何日間滞在するの?」
「渡航の目的は?」
入国審査のようなことを聞いて来るなぁ。
と思いつつ質問に答えると、パスポートにカッコいいシールを貼ってくれました。
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/08/DSC09875-Edit.jpg)
これがビザか。
へー。
なんて思いながら、入国審査へ向かいますが、
よくある、いかついブースではなく、
なんかチョロそうなオジサンが私たちを呼んでいます。
「こっちこっちー」
「パスポート見せてねー」
「はい、いいよー」
気が付いたら、入国審査のゲートの反対側に抜けていました。
どうやら先ほどの入国審査っぽい場所が本当の入国審査だったらしく、
チョロそうなオジサンは、最後の確認者だったらしい。
そんなこんなで、
川を流れる木の葉のように、流れに身を任せていたら終わりました。
簡単でした。
てか、PeduliLindungiアプリは?
![](https://oishiimon-suki.com/wp-content/uploads/2022/08/f81fd2e4c52864042852c112ce927ae2.png)
このアプリをインストールしていることが入国条件の一つだったのですが、
滞在中も出国時も、一度も提示を求められなかったことを、ここにご報告させていただきます。
いったいなんのアプリだったのかもわかりません。
税関申告
インドネシアの税関申告は、日本と同じくアプリで申請できます。
ウェブからの申請も可。
申請が完了すると、QRコードが発行されるので、
それを読み取ってもらう。
若しくは従来通り、紙での申告。
どちらでも可能です。
税関でも行列ができていましたが、
私たちが並んだ列の職員は、
ほぼほぼノーチェックで次から次へと流していました。
こりゃ良い列に並んだぞ。
50人以上並んでいたと思いますが、
あっという間に私たちの順番が来てしまいました。
(だって流してるだけだもん)
私は一応QRコードを持っていたし、
念のために紙面も書き上げていたのですが、
余りにも早すぎてスマホを開く時間すらない。
人に流されるまま紙を渡したところ、
一瞥されて終了。
ラッキーでした。
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こんな感じで無事に入国できました!
ターミナル内をぼやぼや歩いていると、
さっそくカタコトの日本語で
「タクシー!」
「ホテルあるよ!」
とか声をかけられます。
東南アジアに来たなーって思います。
詳細は、在インドネシア日本大使館HPへ
状況は刻々と変化しているため、
実際の渡航の際は、ご自身で調べることを強くお勧めします。
在インドネシア日本大使館のHPはコチラです。
まとめ
今年の4月にアメリカに行った時に比べたら、
格段に手続きが少なく、手軽に海外に出られるようになった。
というのが一番の印象でした。
もちろん渡航先にもよりますが、
事前に情報をしっかり集め、準備しておけば何も不安になることはありません。
英語のできない私たち夫婦でもできました。
日本も9月から陰性証明が不要になるようですし、
ますます手軽になるかもしれませんね。
この記事が、今後インドネシアへ渡航される方のお役に、
少しでも立てれば幸いです。
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