【雲丹三昧！北海道旅行記①】飛行機が欠航⁉

やっぱり浮気って良くないと思うんですよ。
心に決めたのなら、貫き通さないと。

私たちは毎年6月になると、北海道積丹へ雲丹を食べに行きます。
麟晃荘という、雲丹漁師直営の宿へ。

型崩れ防止のみょうばんなど使わず、
獲れたての雲丹を一人約10個も食べられる宿に通い続けて4年。

これ以上の雲丹はない。
というくらいおいしいのですが、
今年はちょっと浮気をしてみたんです。

ホテル雲丹御殿

という宿に。

ネーミングの破壊力ったら、ハンパない。
ぜったい雲丹三昧に決まってる。

場所は利尻島。

雲丹は昆布を食べて育ちます。
あの有名な利尻昆布を食べて育ちます。

ぜったいおいしいに決まってる。

麟晃荘ももちろん行くんだけれども、

その前にちょっと浮気（寄り道）を…。
と思ったら、飛行機欠航の刑にあったというお話です。

羽田発、新千歳行

11時発の飛行機に乗って、まずは新千歳へ向かいます。
その後、飛行機を乗り換えて利尻島へ向かう予定。

しかし羽田で搭乗後に、こんなメールが届きました。

天候調査のお知らせです。

こういうメールは過去にももらったことがあるので、
「うん、まぁそういう可能性もあるよね」って気持ちで読んでいたのですが、
新千歳空港へ到着する10分前、欠航メールが届きました。

( ；´Д`)いやぁぁぁー！
雲丹が！雲丹がぁぁぁぁぁあ！

とりあえず陸路で行けないかと、
新千歳から稚内までの経路を調べます。

しかし陸路だと8時間以上かかるうえに、
最後は稚内から利尻まで船で渡らないといけないので、
所要時間的に、今日中に到着するのは無理っぽい。

仕方ない。
札幌のホテルでも探すか…。

臨時便ですと？

新千歳に到着し、ボーディングブリッジを渡り終えると、
ANA職員が「利尻行きの方」というボードを持って立っています。

返金の手続きかと思って近づいてみると、
今から30分後に稚内までの臨時便が出ます。
乗りますか？

まじですか。

乗ります乗ります。

うーに！うーに！

しかし稚内から利尻まではフェリーに乗らなければいけません。
その分の費用は自腹だと言います。

ちょっと考えましたけど、
このまま新千歳にいても、夕食がマックになりそうな気がしたので、
臨時便に乗ることにしました。

新千歳発、稚内行き（臨時便）

新千歳から稚内までは、わずか1時間のフライト。
座席はほぼ満席でした。

利尻に行く人がこんなにいたのかとちょっと驚きつつ、
あっという間に到着です。

稚内空港から港までは、
これもANAが用意してくれた臨時バスに乗ります。

約30分。一人700円のバス代をお支払いし、
なんとか稚内フェリーターミナルに到着。

稚内フェリーターミナルから船で利尻へ

稚内から利尻までの乗船券は、
スタンダードで一人2,550円。

二人でイチマンエン！
( ；´Д`)いやぁぁぁー！

アマポーラ乗船

しかしこの船、造船して日が浅いのか、船内がとてもきれい。
なんだか動くホテルみたい。

1等座席は、船首部分にあります。

利尻島到着

利尻島が見えてきましたが、雲が低く垂れ込めています。
こりゃ視界不良で欠航になるわけだ。

画像は観光協会のHPから拝借しました。
ご覧ください！この素晴らしい利尻山を！

本来の予定では、14時に利尻島到着。
その後レンタカーで島内観光の予定だったのですが、
浮気をした罰が当たったおかげで、到着は18:10。

チェックインの時刻なんて、とっくに過ぎているし、
なんなら夕食が間に合うかどうかという時間。

食事前にひとっ風呂浴びれないじゃないか。
とりあえず来られて良かったけどさぁ。

19時前ですが、
やっと雲丹御殿に到着です！

実は欠航が決まった後、宿から確認の電話をもらったり、
レンタカーも空港貸出ではなく、港に変更してもらったりと、
島の方には親切にしていただきました。

なのでレンタカー屋さんの宣伝をしておきます！

島には他のレンタカー会社もありましたが、
ここが一番安かったです。

電話でやり取りしていた時も、到着した後も
「大変だったねぇ」ととても親切に声を掛けてもらいました。

利尻島にお越しの際はぜひご利用ください！



雲丹御殿の宿泊記は次回に続きます…。