【47都道府県制覇の旅⑦】秋田県男鹿半島

今回の旅は、今まで行ったことのなかった青森県、秋田県へ行き、
47都道府県制覇することを目標にし、6泊7日の旅をしています。

ついでに言うと、昨年7月に九州から車で東京へ帰るという旅もしているので、
今回は北海道から車で帰るという目標もあります。

5日目の今回は、秋田県男鹿半島へ行きます。

男鹿半島はナマハゲで有名なところですね。

目次

けっこう楽しかった男鹿半島

当初の旅行プランでは、秋田県は通り過ぎるだけの予定だったんです。
きりたんぽと秋田おでんを食べられたら、次は山形へ向かおう!
なんて。(大変失礼)

迫力のあるパンフレットと出会う

しかし、道中みつけたパンフレットがすごかったんです。

迫力のナマハゲ。

ぺらんぺらんなパンフレットではなく、
中身も22ページまでありボリューミー。

男鹿半島の魅力をこれでもか!
と書き記してあります。

PDFのリンクを貼っておきますので、
興味のある方は、ぜひご覧いただきたい。

コチラです。

目的を2つに絞る。

このパンフレットを見て思ったのは、
男鹿半島って、こんなに観光地として素晴らしかったのか。

ということ。

ナマハゲの資料館へ行き、存分に触れるもよし、
国指定重要文化財をはじめとした観光地を巡るもよし、
道の駅で、地元の食材や加工品を購入するもよし、
名物料理を食べるもよし、

あらやだ、水族館温泉もあるの?
1泊2日くらいで、ゆっくり巡ればよかったわー。

なんて今更思っても仕方がない。
とりあえず向かうことは決定だけど、
時間が限られているので、目的を2つに決めました。

ナマハゲの立像が3か所あり、それらを写真に収めること。
アジサイ寺と呼ばれる雲昌寺(うんしょうじ)のアジサイを見に行くこと。

この男鹿半島の空撮も良い。
(パンフレットP21~22)

いざ、男鹿半島へ!

秋田市内を出発し、男鹿半島に近づいてきました。
すると、たくさんの風力発電装置が見えます。

これは秋田潟上(かたがみ)ウィンドファームと呼ばれる、風車群。
秋田県潟上市、および秋田市における国内最大級の風力発電事業だそうです。

いや、それはいいんだけど、
クリーンエネルギーも賛成なんだけれども、

ワタクシは巨大物恐怖症でして、
特にこの風車が大の苦手。

22基もあるらしく、その距離は数キロに及びます。
チビリそうでした。

男鹿半島の根っこに近づいたころ、
目的のナマハゲ立像の一つが見えましたが、
この風車群を一刻も早く走り抜けたいので一度スルー。

写ってないけど、写真左に大きな風車があるのです。

目的その① アジサイ寺 雲昌寺(うんしょうじ)

ナマハゲ立像を通り過ぎてから約30分ほどで、
最初の目的地、雲昌寺に到着。

ウィンドファームは、上の地図で言うと右下あたりにあるので、
この辺まで来てしまえば全然大丈夫。

チビらなくて良かった。
一線を越えてしまうところだった。

そして雲昌寺は、
死ぬまでに行きたい!世界の絶景公式WEBサイト
2017年 国内ベスト絶景 第一位
に選ばれています。

古仲副住職が、15年以上の歳月を費やし、
手塩にかけて育てているそうです。

<拝観料>
アジサイ期間拝観料 500円(拝観料200円+アジサイ期間特別拝観料300円)
夜間ライトアップ拝観料 1,000円
※中学生以下無料
※通常拝観 200円

拝観料をお渡しして、一歩敷地内に足を踏み込むと、
アジサイが一面に広がります。

というか、アジサイしかない。
まさにアジサイ寺。
すごいな、これ。

それも、とても美しい。

雲昌寺は、曹洞宗の寺院です。
アジサイが美しすぎて忘れてしまいそう。

この翌日に、たまたま全国区のテレビ番組で雲昌寺が取り上げられており、
先述の副住職がインタビューに応えていらっしゃいました。

それによると、深夜2時、3時に手入れすることも
普通にあるとか。

もともとは、たった1株だったものを、
1,500株以上に増やしたとも語っていらっしゃいました。

他の方が写らないように工夫して撮るのが大変なくらい、
多くの参拝者がみえていましたよ。

海とアジサイのコラボ。

早めの暑さにやられ、
「アジサイ焼け?」がおきてしまっているそうです。

アジサイの日焼けみたいな感じで、
ところどころ茶色くなっているんです。

これは私が撮った写真なのですが…

本来は、こんな美しい景色になるようです。
(これはパンフレットの写真)

日陰のアジサイは大丈夫ですよ。
(右下にカマキリがいます)

1時間ほど参拝&散策し、お寺を後にすると、
観光地によくある「ババヘラアイス」が売っていました。

サッパリした甘さと、
少しシャリシャリとしたシャーベットのような食感で、
暑い日にはピッタリ!
300円でした。

目的その② ナマハゲ立像の写真を撮る

男鹿半島内に3体ある立像を巡ります。

特に何をするわけではなく、写真を撮るだけなんですが、
男鹿半島を一周できるので、これだけで観光した気分になれます。

まず1体目①は、雲昌寺の近く、
男鹿温泉郷入口にありました。

②は、門前地区にあり、
高さは9.99mあります。

これは鬼が築き上げたという、
赤神神社五社堂へ向かう石段999段にちなんだ数字だとか。

そして門前地区へ向かう途中に見えたこの景色。
美しすぎて、なにも言葉が出てきませんでした。

この後も、海岸沿いを走っていくのですが、
ずーっと景色がキレイで最高のドライブルートです。

そして先ほどスルーした、男鹿半島の入口にある巨大ナマハゲ。③
高さは15mもあるそうです。

ナマハゲとは…

大晦日の晩、それぞれの集落の青年たちがナマハゲに扮して
「泣く子はいねがー、親のいうこど聞がね子はいねがー」などと大声で叫びながら地域の家々を巡ります。
男鹿の人々にとってナマハゲは、怠け心を戒め、無病息災、田畑の実り、海の幸、山の幸をもたらす、
年の節目にやってくる来訪神です。

1978年「男鹿のナマハゲ」として重要無形民俗文化財」に指定
2018年にはユネスコ無形文化遺産に「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとして登録

引用:男鹿市観光課パンフレットより

まとめ

秋田県は、今まで行ったことがなかったこともあり、
男鹿半島もナマハゲも身近に感じることはなかったのですが、
観光課のパンフレットが秀逸すぎでした。

もう一回リンク貼っておきます。
コチラです。

あんなに立派なアジサイが咲き誇るお寺があるとは知りませんでしたし、
男鹿半島の海沿いを走るルートが、美しいとは思いませんでした。

本当に、
今まで一度も行ったことがなくて申し訳ありませんでした!
次回は宿泊して、じっくり観光します!

15mの巨大ナマハゲは、正面から見ると迫力ありますが、
横から見ると、ちょっと猫背です。

こんな面白発見も、現地に行ってこそです。

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