【東京・南青山】4000 Chinese Restaurant

このお店は、とにかく評判が良い。

・料理人、菰田欣也氏は、中国料理世界大会で日本人初の金賞を受賞
・「ジョブチューン」などのテレビ出演多数。
・彼こそが中華料理の重鎮

なんていうのは理解できるけど、

・菰田氏の人柄が良い
・菰田氏のトークが面白い(カウンター席)


なんてものもある。

おいしいお店は数あれど、おいしいだけでは生き残れないこの業界で、
こういった賛辞ってあまり聞かない。

人柄やトークが面白いなんて、こりゃ楽しそうじゃないか。

予約&料金

予約はOMAKASEから。

料金は、ランチのおまかせコースで、一人11,000円でした。(2022年2月訪問)
しかし、今OMAKASEを見ると、一人16,000円となっています。(2022年4月)

値上がりしたのでしょうか。

実食

千葉県産の蛤です。

上には雲丹とネギ
自家製唐墨で、塩味と香りをプラスしたそうです。

これは一口だよね?
と周りをキョロキョロ。
カウンター席で隣に座っていた夫と目が合い『だね』とアイコンタクト。

一口で食べて正解でした。
口の中いっぱいに広がる蛤がうまい!
飲み込むのがもったいない!

一品目でこれでは、先が楽しみだ。

トラフグの白子です。

ソースは青ネギと山椒で、白子の上にはキャビアと雪うるい。
雪うるいのシャキっとした食感と、白子のクリーミーさが楽しいお料理ですね。

ネギ油の香りも高く、中華料理を存分に感じさせてくれます。
キャビアで高級感をプラス。

広東点心1品目は、蒸しスープ

ワンタンの中には、海老、蟹、あわび、帆立と具沢山。
スープは青湯(ちんたん)スープで、ふかひれ、クコの実も添えられています。

これもおいしい!
金華ハムの塩味が上品で、無言で完食。

点心2品目
左は、フォアグラを詰めた小籠包
右は、火鍋ダレが入っていて、少しピリ辛味。
赤色はビーツで色付けしているそうです。

当然ですが、私たちがいつも食べている小籠包とは全然違う。
鼎泰豊が有名ですけど、あれともまた全然違います。

鶏肉です。
ここで一度、ガツンと重たいものが来るのかと思ったら、
見た目ほど重くなく、さらさらと食べられる鶏肉料理でした。



次のお料理は北京ダックらしいのですが、
カウンター席に座っている、私たち以外のお客様の前にはセッティングがされていきます。
私たちの前には何もなし。

もしかして私たちは北京ダック食べられない?

一番安いコースだから食べられないのかも。

じゃ人様が食べているのを見て、食べた気になろうゼ。



50代夫婦が、ニヤニヤしながら人様が食べる姿を見ていたら、
気持ち悪いと思われたのか、一本ずつ恵んでくださいました。

ありがてぇ。

次は野菜料理です。

白菜は「ベビー白菜」で「赤ちゃんの手」とも呼ばれているそうです。
ソースは上海蟹がベースになっているそうで、
ここ4000チャイニーズでは、上海料理の評判も高いそうですよ。

魚料理は、鯛です。
ソースには、ネギやドライトマト。
椎茸、若筍も添えられています。

続いては車海老。

2種類の唐辛子を使用していて、丸いものは四川の唐辛子ですね。

私は結構、この唐辛子が好きです。
特に辛いものが得意ではないし、どちらかといえば苦手な方ですが、
見た目ほど辛くないし、辛みを移した油には砂糖を加えているそうなので、
風味が極立つので、辛いものが苦手な人でもおいしく食べられます。

お食事は3種類から選べました。

・五目炒飯
・酸辣湯麵
・麻婆豆腐

麻婆豆腐には、プラス料金(500円)で、
季節の食材(タラの白子)を入れた麻婆豆腐からも選べました。

夫が白子で注文したというのに、まさかの写真撮り忘れ。
こちらは普通のお豆腐の麻婆豆腐です。

いやらしい辛さはまったくなくて、山椒のおいしいこと!

デザートは苺です。

一番下は、苺のガスパチョ。
その上には炭で色付けされた黒バニラアイス
一番上は、栃木県の白苺。

最後にお茶と、お茶菓子をいただいて終了です。

感想

冒頭に書いた評価をもう一度記載してみますね。

・料理人、菰田欣也氏は、中国料理世界大会で日本人初の金賞を受賞
・「ジョブチューン」などのテレビ出演多数。
・彼こそが中華料理の重鎮
・ホールスタッフが皆親切
・菰田氏の人柄が良い
・菰田氏のトークが面白い(カウンター席)

改めてみても、すごい賛辞です。
メディア系云々はいいとして、
「ホールスタッフが皆親切」から以下は、私も同意見です。

お料理の説明なんて、料理人並みに丁寧に説明してくれたし、
皆さん、雑談の弾ませ方がお上手。

菰田氏のトーク力は、特に抜きんでていて、
カウンターに4組くらい座っていたと思いますが、
どなたが常連なのか一見なのか、分からないほど平等に接してくれます。

人との壁を一切感じないんですよね。
これでお料理がおいしいとなったら、そりゃ人気店になるわけだ。

値上がりしたようですが、また訪れたいお店となりました。

食べログはコチラです。



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