英語が話せなくても行けた!個人手配で行くニューヨーク2泊3日

前回の記事の続きです。


前回の記事では、ニューヨーク(JFK国際空港)に到着したところまででしたが、
そもそも私たちなんて、海外旅行は年に1回行けばよい方で(コロナ前)
海外慣れしていなきゃ、英語も話せません。

それなのに、個人で航空券やらホテルやらレンタカーやらを手配して行ったもんですから、
各所で困らないわけがないんです。

今回は、日本→アメリカ→カリブ海→アメリカ→日本と大移動だったので、
毎日のように「出国できるの?」「入国できるの?」「泊まれるの?」とハラハラ。

いつかどこかで「そんな宿泊予約は承っておりません」なんて言われて、
野宿になるんじゃないかと不安になりながらの旅行でした。

ちなみに、旅行中、一番言った英語が
「We can’t speak English」
私たちは英語が話せません。
でした。

きっぱり言い切ってました。

そんなところも含めてお読みいただければ幸いです。



※この記事はとても長いので、
 気になるところを読んでいただくのがおススメです。
 目次はサイドバーに表示されます。
 

目次

英語が話せないゆえに準備したもの

だからといって丸裸で向かったわけではなく、
それなりに準備していったんですよ。

その中でも、非常に便利だったものをいくつかご紹介します。

Google翻訳アプリ


iPhoneにプリインストールされているこのアプリが非常に優秀でした。

・文字入力だけでなく、音声での翻訳も可能
・会話も翻訳してくれる
・カメラ入力を起動すれば、英文を翻訳してくれる

文字入力って面倒ですよね。
急いでいるとミスタッチするし。

しかしこれは音声入力が可能だし、精度も高いので、スムーズに翻訳してくれました。

会話の翻訳は、正直言ってあまり使えませんでした。
これは音声入力をそれぞれの言語で常時翻訳してくれるらしいのですが、
使い勝手は悪い。

面倒ですが、音声入力を日本語→英語、もしくは英語→日本語と、
その都度変更して使った方が、スムーズです。

あと、行ってみてわかりましたが、
レストランのメニューが、文字だけで写真がないんです。

こういう時、Google翻訳を起動してカメラモードにすると、
どんどん翻訳していってくれるので、とても便利です。

そして一番助かる点は、これを使っていると
英語が話せないという事を強力にアピールしてくれるということ。

単語が簡単になったり、ゆっくり話してくれたり、
どうしても分からなくて困っていると、
「OK」って言って、なんかいい風に面倒みてくれます。

最終的には、みなさん、とても親切でした。
「日本人は親切」ってよく聞きますけど、
アメリカ人も親切な人ばかりでした。

Uber

日本にもある配車アプリですが、
出発地と目的地を設定すると、チップも含まれた料金が表示されるため、
ほぼ会話は必要ありません。

アプリにクレジットカードを登録しておけば、
実質、乗って降りるだけで完結します。

これは超便利。

チップ計算アプリ

日本には馴染みのないチップ制度は計算も面倒ですが、
自動計算してくれるアプリがたくさんあるんです。

使い方は簡単で、
支払額を入力し、チップのパーセントをスクロールで選択すれば、
最後の合計金額まで表示されます。

これをこんな感じで記入すればOK

海外SIM

海外へ行く場合、格安SIMを購入した方が断然便利なんですが、
Softbankの場合「アメリカ放題」という、素敵サービスがあるんです!



簡単に言うと、Softbankのユーザーならば、誰でもアメリカ本土やハワイなどに滞在時、
アメリカ国内および日本宛ての通話やSMS、データ通信が利用し放題となるサービスで、
要するに、日本と同じように利用することができるんです。

飛行機に乗ったら機内モードをオンにして、
降りたらオフにするだけ。

これはとても便利でした!

予約サイトの活用。航空券とホテルは、Expediaとマリオットボンヴォイを利用

ホテルの予約なんて、サイトにアクセスして英文を翻訳しながら予約して、
もしかしたら英文でメールなんかが届いちゃっちゃりして…
海外の国内線なんて、どうやって予約するのよ…。

なんて心配も、予約サイトを利用すれば不要です。

私たちは、長距離路線の往復(日本↔アメリカ)はANAのマイルを利用しましたが、
アメリカ国内やカリブ海への移動は、格安航空券を購入しました。

その際、利用したのがExpedia

格安航空券だけに、空港のチェックインカウンターで「そんな予約はありません」
って言われるんじゃないかってずっと思っていました。

すごい偏見だってわかっていますが、思っていました。

急に言われると困るので、常にプランBを用意していたくらい、思っていました。

しかし一回も言われません。
Expediaでは、航空券は全6路線、
ホテルも1カ所とったのですが、すべて問題ありませんでした。

すごいな、Expedia
おススメです。



ホテルの予約は、当ブログでは一休.comを推奨しているのですが、
今回はマリオットボンヴォイを使って予約してみました。



うん、まぁこれには最近、マリオットボンヴォイアメックスカードを作ったという経緯があるのですが、
これはおいおいどこかでお話しするかもしれませんが、
なにやら旅行好きには必須のカードとかなんとかで、ポイントが貯まるとかなんとかで、
歯切れが悪いのは気にしないでほしいのですが、
一休を利用せずに今回はマリオット系列のホテルに宿泊しました。

そうしましたらね、ホテルによっては「モバイルチェックイン・アウト」「モバイルキー」
なんてものがありまして、
これを利用すると、フロントでの手続きが不要になるんです。

これは英語が話せない者には、とっても便利

このシステムに対応しているホテルであることが前提なのですが、
宿泊の当日、都合の良いときに自身のスマホのアプリでチェックインをします。
(チェックイン時間前でも全然OK)

手続きが完了すると、アサインされた部屋番号が通知され、
モバイルキーの利用ができるようになります。

ホテルに到着したら、シレっとフロントを素通りし、
お部屋に直接向かいます。

おもむろにスマホをかざすと開錠されます。

チェックアウトも、スマホで手続きし、
シレっとフロントを通り過ぎてOK。

英語が話せる話せない以前に、そもそもフロントの長い行列を待たなくて良いんです。

初めて使った時は間違えてしまって、
モバイルチェックアウトもせず、ホテルを出発してしまったのですが、
チェックアウト時刻の10時になったら、サンキューレターが届きました。

なんだかもう、とにかく便利。

すごいな、マリオットボンヴォイ


最終的には、みんな優しい

Google翻訳アプリも、Uberも、モバイルチェックインもとても便利で、
たくさん助けてもらいましたが、
一番助けてもらったのは、やはり人でした。

私たちが困っていると、皆さんどうにかしてくれようとする人ばかり。

そもそも世界的な観光地で、英語を話せない観光客に慣れているのかもしれませんが、
勇気を出してアメリカへ行って良かったなぁ。

ニューヨーク観光地

ここからは、実際私たちが巡った観光地のご報告です。
初心者だけに、王道の場所ばかりなんですけどね…。

移動は地下鉄で

悪名高いNYの地下鉄ですが、治安がだいぶ良くなったと聞いたので乗ってみました。

切符を乗る際は「メトロカード」というものがあるそうですが、
現在は手持ちのクレジットカードをかざせば簡単に乗れます。

料金は1回の乗車で一律$2.75
割高なのか割安なのか、ちっともわかりませんが、
券売機の前で買い方が分からず、頭をひねっているよりよっぽどお手軽です。

visa、アメックス、ダイナース、マスターカード、JCB等
メジャーなカードは、だいたい使えるようです。

初めて乗ったので、治安の良し悪しは比べられないのですが、
車内で大声を上げる人、奇声を発する人の遭遇率は、とても高いです。(薬物中毒?)

初めて遭遇したときは怖くて次の駅で降りたけど、
その次の電車でも遭遇…みたいな感じ。
ホームレスも多くて、3人掛けの椅子に段ボールで基地を作っている人もいましたよ。
(トイレはどうしているんだ?)

治安は良くなっているとはいえ、決して安全ではない。
というのが、私たちの印象で、
乗る前は、その車両の雰囲気などを確認しながら利用しました。

それでも次の駅で乗ってきて、ワーッと大声で叫びつつ、
次の駅で降りていく…みたいな感じの人もいるんですけどね。

自由の女神

そんな感じで地下鉄を駆使して観光地を巡りましたが、
最初に向かうのは、やっぱりコレです。

しかし、ここで失敗しちゃいましてねぇ。
本当なら近くまで行く予定だったんですけど…

向かう途中、人がたくさん(数百名)いるところに遭遇しまして、
皆さん、なにかしらの船に乗ろうとしている。

自由の女神に行ける船かな?

しかし乗船券を買うような場所もなく、みんなどんどん乗り込んでいる。

一度に数百人も乗れるわけがないと思っていたけど、
どんどん乗り込んでいきます。
船は巨大らしいです。

あっという間に乗客全員を飲み込んだ船。
座席もたくさんあります。

ムリョーだ!ムリョーだ!
ムリョーで自由の女神に行けるぞ!
やったー!

と思ったら、なんと船は自由の女神には到着せず、
横を通り過ぎて行きます。

実はこれ、無料の連絡船らしく、
30分おきに対岸まで運行されているらしいのです。

自由の女神まで行く船は有料なので、
世界の車窓からならぬ、NYの船窓から。

お手軽に自由の女神が見られると観光客から人気がある連絡船だったのです。

対岸に到着後は、再び数百名の観光客が復路の船に乗り込み
元居た場所に戻るという、お手軽な自由の女神観光。

ニューヨークタイムズスクエア

これも鉄板中の鉄板ですね。
世界の中心に来た気分になれます。

ニューヨーク近代美術館 MOMA

NYに来たら、MOMAへ行ってキャンベルのスープ缶を見たいと思っていました。

これね。


人だかりができているのは、ゴッホの「星月夜」ですが、
これお触り自由なんじゃ…。
触らないけど。

ちなみに、写真撮影は可ですが、動画撮影は不可だそうです。

入館料は大人二人で 60ドル(約7,700円)

グラウンドゼロ 

今から11年前の2001年9月11日に起きた「アメリカ同時多発テロ」跡地です。

日本は夜でしたので、リアルタイムで見ていた方も多いと思いますが、
私たちもその一人です。

複雑な思いがこみ上げてくる場所でした。

そして、近くにあるワールド・トレード・センター駅は「オキュラス」とも呼ばれ、
駅であり、9.11を追悼するモニュメントでもあるそうです。

美しい駅でしたよ。
たくさんの方が写真を撮っていました。

旅行系YouTuberおのださんに捧げたい聖地巡礼

おのださんのYouTubeを見て旅程を決めた。

と以前のブログで書きましたが、
ここからはおのだファンとしての聖地巡礼的な観光です。

おのださんをご存知の方は、一緒に楽しんでいただければ幸いです。

おのださんのYouTubeチャンネルはコチラ

TOP OF THE ROCK

ロックフェラーセンターの屋上から見えるマンハッタンの景色です。
正面に見えるのはエンパイアステートビル。

セントラルパーク側

屋外に出るので風が強いのですが、この景色!
一度は行ってみる価値ありです。

入場料 大人二人 87.10ドル(約11,000円)

ステーキハウス SMITH&WOLLENSKY

おのださんは何を食べても「おいしい」と言うので、あまり信用していないのですが、
ここのお肉は本当においしそうだったので、行ってみました。

すごく雰囲気のあるお店で、やや緊張しながら入店。

でも素敵な紳士(店員さん)が笑顔で出迎えてくれて、
たくさん説明してくれながら席まで案内してくれました。

しかし残念ながら何を言っているのかサッパリ分からないのだよ。
さんきゅーしか言えなくてごめんね。

しかしこの席は、おのださんが座った席と同じです!
正しい聖地巡礼ができました。

とにかく肉だ、肉。
というわけで、そこそこのお値段のお肉を注文。

野菜とポテトも注文。

さすが紳士のおわす店。
すっっっごくおいしかったです。

お肉はもちろんですが、ポテト。
あれは何をまとっているんだろう。
焦がしバター? パン粉?

英語が堪能だったらレシピを教えて欲しかったわぁ。

そして量は、写真ではわかりづらいですが、すこぶるとんでもない量です。
お肉とサラダとポテトを1皿ずつ頼んで2人で食べきれませんでした。

お支払いはチップ込みで約105ドル(約14,000円)
ニューヨークは物価めっちゃ高い。

Junior’s Restaurant & Bakery

おのだっち、やるじゃないか。

と、次に行ったのは、
おのださんがおいしいと言っていたチーズケーキのお店。
私たちは朝食で利用しました。

エッグベネディクト、ヨーグルト(オートミール)、チーズケーキを注文。

隣の席で食べている人のモーニングプレートもおいしそうだったのですが、
量が多かったので、これらを頼んだのですが…。

エッグベネディクトは普通。
ヨーグルトはおいしくない。

むむむ。

コーヒーはおいしいぞ。
チーズケーキに期待しよう!

しかし生クリーム分が多い…。
50代に、この油分はきつい…。

お支払いはコーヒーも飲んで合計23.74ドル(約3,000円)
思ったより安く済んだのが、不幸中の幸い。

※行列店なので、本当はおいしいんだと思います。
 

次はセント・マーチン島へ行きます

おのださんはニューヨークに滞在した後、カリブ海にあるセント・マーチン島へ向かったわけですが、
我々も同じように向かいます。

というか、おのださんのYouTubeを見てセント・マーチン島へ行きたい!となったのですから
向かわなければ。

最後に、宿泊したホテル情報

うっかり忘れるところでした。
私たちが宿泊したホテルは、こちらです。

キングベッド タイムズスクエアビュールーム
2泊 686.88ドル(約88,000円)

タイムズスクエアビューということなんですが、
真ん中に細長く赤く光っているのが分かりますか?

一応、見えることは見えます。
タイムズスクエアまでは、徒歩5~7分くらいです。

海外のホテルは、アメニティが最低限しかないと聞いていたので、
だいたいの物は日本から持っていきました。

ANA The Roomでもらったスリッパと歯ブラシが、
この後もずっと活躍してくれました。

お風呂はバスタブ、ハンドシャワー付き

長い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次はカリブ海のセント・マーチン島です。

飛行機好きの聖地と呼ばれ、ビーチ近くにある滑走路では、
手の届きそうなところを飛行機が飛んでいき、
離陸前のジェット噴射を全身に浴びることができます。

動画を編集しつつ、ブログもあげていく予定です。
どうぞお楽しみに!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

お気軽にコメントください

コメント一覧 (2件)

  • ヨーコさん、こんばんは。
    いいですねぇ、ことばの通じない異国で夫婦二人きり、仲良くやらざるを得ませんよね。
    がっちりと強いきずなが築かれたことと思います。
    ヨーコさんのブログは、この翻訳アプリとUberなどもろもろがあれば、この私でもアメリカに行かれるかも!と思わせてしまうところがすごいです。
    娘がアメリカに行った時にもUberはものすごく重宝したようでした。

    • 「行けるかも!」と思っていただけるように書いたので、コメントを読んで安心しました。
      そうなんです。私たちでも行けたので、もう海外旅行なんて屁の河童なんです。
      息子に会ったとき「その英語力で、よく来ようと思ったね」と言われたくらい翻訳アプリは優秀でした。
      Uberも便利ですよ~。
      ぜひ娘さんに背中を押してもらって、おむころさんも強い絆を結びにお出かけください!

      あとは休日さえあれば完璧です。

ヨーコ へ返信する コメントをキャンセル

目次